RSS | ATOM | SEARCH
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

author:スポンサードリンク, category:-,
-, -, - -
'Nuovo Cinema Paradiso' in Kerala
さて、いよいよシリーズ最終回です(笑)。といってもこれは最初のマラヤーラム映画の話ではない。

えーと、資料によれば最初のマラヤーラム無声映画は1928年の Vikathakumaran Dir. C. J. Daniel、そして初トーキーは1938年のBalan Dir. S. Nottani(興味深いことにこの2本はどちらも神話映画ではなく現代ものだった)。公開年を見るだけで、マラヤーラム映画が他の南印語圏に比べて遅れを取っていたことがわかる。それだけでなく、初期のマ映画はほとんどがマドラスで制作され、製作陣の多くもタミル人だったらしい。いわばタミル映画界の「海外事業展開」。なぜそうだったのかは明快に説明されていないけれど、要するに貧乏な周辺地域だったということなのか、今日のケララ州地域が独立前は分割されていた(英領マドラス管区、トラヴァンコール藩王国、コーチン藩王国)ゆえに一体感のあるマーケットが未形成だったということなのか。ともかく字幕や台詞こそマラヤーラム語であるものの、実質はタミル映画という時代が長く続いていたらしい。
続きを読む >>
author:ぺりぷろ, category:マラヤラム系, 03:21
comments(0), trackbacks(1), - -
並行映画
こんなことに興味をもつ人がいるのかどうかわからないけど、最近発掘したプリヤダルシャンのインタビューは面白かった(rediff.com 2001年1月10日)。自作の宣伝や各種の言い訳はわりと控えめで、マラヤーラム映画の現状に苦言を呈している。
Earlier we had four kinds of films: Art films, parallel cinema, commercial films and soft porno films. Now, there is no parallel cinema.

まず、最後に出てくるソフトポルノだが、これは一過性の流行で、憂慮すべきものでもないと言い切っている。次に、パラレルシネマと商業映画については、両者の隔たりはますます小さくなり区別自体があまり意味のないものになっているという。なおかつ両者は共にこの数年質的に低下の一途を辿っており、その原因は何よりも良質の脚本の減少、ひいてはマラヤーラム文学自体の衰退に求められるのだという。
続きを読む >>
author:ぺりぷろ, category:マラヤラム系, 02:24
comments(0), trackbacks(0), - -